純銀粘土を使ったシルバーアクセサリーの仕上げまでの流れ

@これが純銀粘土です。
純銀・バインダー(接着剤の様な物)・水が主な成分です。
焼成する事でバインダーと水分は消滅し
純度の高い銀になります。
A造形が完了した状態の純銀粘土です。
乾燥が速く壊れやすいので、慣れが必要です。
B焼成後の純銀粘土です。
シルバーというと誰もが銀色を思い浮かべますが、
焼成後の銀は、表面が白いのです。
この状態から研磨を重ね、鏡面を出していきます。
Cざっとですが、銀地を出した状態です。
この段階で、ちょっとした処理を行うのですが、
それは別の機会に。
D前の段階で銀地を出しましたが、
溝に影を入れたいので、硫黄で銀を硫化させ
全体を黒くしました。
専門用語?では「いぶす」といいます。
E溝に入れた影まで消してしまわないように
注意しながら研磨を続け、鏡面を出した状態です。
厳つい雰囲気を出すため、
今回は粗さの残る鏡面に仕上げました。
 量産する場合、Eの状態が原型となるのですが、
 鋳造所からBの状態で返してもらいます。
 鋳造所に仕上げまでお願いしても良いのですが、
 手作りのイメージを大切にしたいので (*^-^)ニコ

 ワンオフ物は、原型がお客様の手に渡るので、
 同じ物を作ることはできません。

 今回は純銀粘土を紹介しました。

 ワックスや他の素材で
 原型を作る場合も多々あります。



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